夏に向けて冷房器具等の準備はお済ですか
梅雨から夏に向かい、外気温・湿度ともに高くなりつつあります
からだの疲れも取れにくくなるこの季節、快適な空調は心とからだのオアシスとなります
そんな中、初めてエアコン等を使うときに、よくあるトラブルや対処法をまとめました
1.使用前にエアコンフィルターを必ずお掃除しましょう |
エアコンのフィルターは使用・未使用にかかわらずホコリがつもります
フィルターが詰まってしまうと、熱交換器に満足に空気が流れなくなり、風量が2~3割落ちるだけでなく、熱交換効率も悪化して通常使用時の3割以上の余分な電気代がかかります
エアコンは吸気しながらはたらいていますので、このフィルターを外して網を傷めないよう丁寧に中性洗剤等で洗い、しっかり乾燥させてから再び取付します
その際に市販のエアコン洗浄スプレー等で熱交換器を清掃すると更に効果的です(フィルター洗浄中はエアコンの電源をOFFにして下さい)
2.使用中のエアコン室内機から水が漏れてくる症状は機器の故障ではありません |
ごくまれに、エアコン室内機より水がポタポタと落ちてくるという事をお聞きします
ただ、この症状の9割以上は機器の故障ではなく、ドレンホースの目詰まりにより発生します
目詰まりの殆どは、虫の巣によるものやホコリ蓄積によるもので簡単な対処によって直ります
エアコンは配管と共に室外機のところに出ている部分から室内で回収した湿気を排水していますが、この内部に虫が巣を作ったり、排水と共に流れ出たホコリが内部に蓄積して詰まってしまい、排水が出来なくなって室内機よりあふれます
その際は室内機下や周りに濡れてもよいようなタオル・雑巾等を敷き、ホース口より強く息を吹き込みます
その節「ボコボコ」と音がしたら口を離しホース口より大量の汚水が出てきたらOKです(この方法で改善しない場合は電気店に対処してもらいます)
3.扇風機の併用で節電しながら快適な空調を |
エアコンと扇風機を併用することで、節電と快適空調が両立できます
今年は震災による節電志向の中で注目度の高い扇風機ですが、エアコンの設定温度を27~28℃にして扇風機を冷気循環に併用するとエアコン単独稼働の設定温度25℃なみの体感となり、30~50%節電効果が期待できますので、是非お試しくださいね